シニア猫2026-03-10Carelogy編集部
猫のホスピスケア:終末期の猫に寄り添うためのガイド
猫の終末期ケア(ホスピスケア)の考え方、痛みの管理、環境づくり、お別れの準備についてCarelogy編集部が解説します。
自宅でできるホスピスケアの実践
痛みの管理
獣医師と連携し、適切な鎮痛薬を使用します。猫の痛みのサインには以下があります。
- 触られるのを嫌がる、隠れる
- 食欲がない、グルーミングをしない
- 姿勢の変化(丸くなって動かない)
- 表情の変化(目を細める、耳を横に倒す)
快適な環境づくり
- 柔らかい寝床: 低反発マットや毛布で体への圧力を軽減
- 適温の管理: 暖かい環境を維持
- 近くにトイレ・水・食事を配置: 移動の負担を最小限に
- 静かな環境: 大きな音や急な来客を避ける
栄養と水分補給
- 好きなものを食べさせる(療法食にこだわる必要はない段階)
- フードを温めて香りを立たせる
- シリンジでの少量ずつの水分補給
- 獣医師の指示があれば自宅での皮下補液
衛生ケア
- 温かい湿らせた布で体を拭く
- 排泄の介助
- お尻周りの清潔を保つ
愛猫の「いつもと違う」に気づけていますか?
猫は痛みを隠す動物です。CatsMeのAIが表情から不調のサインを読み取り、あなたの「なんか変かも」を確信に変えます。
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QOLの評価とお別れの準備
QOL(生活の質)スケール
猫のQOLを客観的に評価するために、以下の7項目をそれぞれ0〜10点で評価します(Villalobos QOLスケール)。
1. 痛み: 痛みは適切に管理されているか
2. 空腹: 十分に食べられているか
3. 水分: 脱水していないか
4. 衛生: 清潔を保てているか
5. 幸福: 喜びや満足感を感じているか
6. 移動: 自力で移動できるか
7. 良い日が悪い日より多いか
合計35点以上なら一定のQOLが維持されているとされます。
安楽死という選択肢
猫の苦痛が管理しきれなくなった時、安楽死は猫への最後の思いやりです。
- 獣医師と十分に話し合う
- 自宅での安楽死が可能な場合もある
- 家族で話し合い、納得した上で決断する
グリーフケア
猫を失った後の悲しみは自然なことです。ペットロスとグリーフケアについて知っておくことも大切です。
獣医師に見せられる記録、ありますか?
「いつから調子が悪い?」と聞かれて答えられない——そんな後悔をなくすために。CatsMeなら毎日の健康スコアが自動で記録され、獣医師にワンタップで共有できます。
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