症状から知る2026-03-13Carelogy編集部
猫のよだれが止まらない:正常なよだれと危険なよだれの見分け方
猫のよだれが急に増えた原因を解説。口腔疾患、中毒、ストレス、腎臓病など考えられる病気と自宅での対処法。獣医師監修。
結論:急に始まったよだれは病気のサイン
猫はゴロゴロ言いながら少量のよだれを垂らすことがありますが、これは正常です。問題なのは「急に始まった」「量が多い」「臭いがある」よだれです。
正常なよだれ:
- リラックス時にゴロゴロしながら少量垂らす
- 好きな食べ物を前にして垂らす
- すぐに止まる
危険なよだれ:
- 突然始まって止まらない → 口腔内の異常・異物
- 臭いが強い → [歯周病](/ja/columns/cat-dental-disease)・口内炎
- 泡を吹いている → 中毒・てんかん
- 嘔吐を伴う → 消化器疾患・[腎臓病](/ja/columns/cat-kidney-disease)
猫のよだれの原因トップ6
1. 歯周病・歯肉炎
最も多い原因。3歳以上の猫の約70%が何らかの歯周疾患を持っています。歯茎の腫れ、出血、口臭を伴います。
2. 口内炎(特に尾側口内炎)
口の奥に激しい炎症が起き、痛みでよだれが止まらなくなります。食べたそうにするのに食べられない症状が特徴的です。
3. 異物が口に挟まっている
骨、糸、植物の破片などが歯の間や舌の裏に挟まるケース。口をパクパクする、前足で口を触る行動が見られます。
4. 中毒
ユリ科植物、有毒な食べ物、家庭用洗剤、殺虫剤などを舐めた場合。泡状のよだれ+嘔吐が典型的。緊急受診が必要。
5. 吐き気・消化器疾患
嘔吐の前兆としてよだれが増えることがあります。車酔い、消化不良、膵炎などが原因。
6. 腎臓病(進行期)
慢性腎臓病が進行すると、尿毒症による口内潰瘍でよだれが増えます。アンモニア臭を伴うのが特徴。
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自宅でのチェック方法と対処
自宅でできるチェック:
1. 猫を落ち着かせて口の中を確認(異物がないか)
2. 歯茎の色を見る(赤い=炎症、白い=貧血/ショック)
3. 口臭の有無と種類(腐敗臭=歯周病、アンモニア臭=腎臓)
4. 嘔吐・下痢・元気消失を伴うか確認
やってはいけないこと:
- 無理に口を開けて異物を取ろうとする(噛まれる・奥に押し込むリスク)
- 人間の歯磨き粉や消毒液を塗る(猫に有毒)
すぐに受診すべきケース:
- 泡を吹いている
- 呼吸が荒い
- 嘔吐を繰り返す
- 何も食べられない状態が12時間以上
- 中毒物質を舐めた可能性がある
動物病院での検査と治療費の目安
よだれの原因を特定する検査:
- 口腔内視診(診察料内、1,000〜3,000円)— まず口の中を目視で確認。歯石の蓄積、歯肉の腫れ、異物、腫瘤の有無をチェック
- 血液検査(5,000〜10,000円)— 腎機能(BUN/クレアチニン)、肝機能、血糖値、感染マーカーを確認。腎臓病や糖尿病の除外に必須
- 歯科X線(3,000〜8,000円)— 歯根の状態や骨の吸収を確認。外見上は問題なくても歯根が溶けているケースがある
- 歯科処置(スケーリング)(麻酔込みで20,000〜50,000円)— 全身麻酔下で歯石除去。歯周病が原因の場合、これが根本治療
- 抜歯(重症の場合、50,000〜150,000円)— 重度の口内炎では全臼歯抜歯が最も効果的な治療法
まずはオンライン診療で口の中の写真を送って相談することも可能です。
CatsMeで口腔トラブルの早期発見を
歯周病や口内炎は進行してから発見されるケースがほとんどです。猫は痛みを隠す天才なので、飼い主が気づいた時にはすでに重症ということも珍しくありません。
CatsMeで早期発見:
- AI表情分析が口元の違和感・痛みのサインを検出 — 口を閉じにくそうにしている、片側だけで噛んでいるなどの微細な変化を捉えます
- 食事量・食べ方の記録 — 「食べたそうにするのに食べない」「フードの好みが急に変わった」など、口腔疾患特有のパターンを可視化
- 定期的な口腔チェックリマインダー — 月1回の口腔チェックを習慣化
- 獣医師への相談レポート — よだれの頻度、食欲変化、口臭の有無を記録して受診時に共有
3歳以上の猫は年1回の歯科検診が推奨されています。CatsMeの日々の記録が、異変に最速で気づくための最強のツールです。
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